シリアル通信
■ GPSレシーバを接続しPCを起動すると、ブルークラッシュする
症状
電源が入ったシリアル(RS-232C)出力のGPSレシーバをPCに繋ぎ、
PCの電源を入れるとブルークラッシュする。
あるいは、正常起動はするが、マウスポインタ—が暴れだして操作できなくなる。
※USB/シリアル変換機能を使用した、USB接続のGPSレシーバ
あるいは、USB/シリアル変換アダプターでも同様の症状が発生することがある。
原因
PCの電源を入れたとき(システムの立ち上げ時に)、シリアル端子から信号が入力されていると、
PCの機種によりシステム異常(ブルークラッシュ:青色の画面を表示し起動できない)
を起こすことがある。
※正常起動はするが、マウスポインタ—が暴れだして操作できなくなるについては、
■ GPSレシーバをPCに接続するとマウスカーソルが暴れる
を参照。
対策【基本的な考え方】
信号を出力しているGPSレシーバを繋げたまま、PCの電源を入れない(システムを立ち上げない)。
【操作方法】
PCの電源を入れシステムが完全に立ち上がってから、
GPSレシーバを接続する、あるいは電源を入れる。
対策【どうしてもGPSを繋ぎっぱなしにしておきたい場合】
アプリケーションの都合(例:遠隔地での自動運用)で、どうしても電源を入れたGPSレシーバをPCに繋ぎっぱなしにし、PCの再起動を行いたい場合は、 データを垂れ流しにするのではなく、 COMポートが開いてから データを出力する方式のGPSレシーバ を選択する。